ホットニュース


2011.08.13


ごめんね…今年は夏コミは出ないんだ…ごめんね…
仕事色々片付けたらまた出すつもりなのでもうちょっと待っててね…

話変わって、今月発売の「アイデア」最新号に軽いインタビュー&最近のお仕事を載せていただきました(バルコロニー名義)。わーい。

IDEA No.348 : 漫画・アニメ・ライトノベルのデザイン EXTRA



見本誌頂いて読んでいたのですが、中で度々「同時代のデザイン」という言葉が出てきまして個人的にアレコレ共感のある言葉でした。過去にデザインとして「語られるべき」とされてきたものから距離をとって、現代という時代の中で行われているデザインの等身大の営みってなんぞ、を捉え直した時に見えてきた風景のひとつが、このアイデアの漫画・オタク系デザインの三度にまたがる特集なのかもしれないな〜と。色々と考えさせられる特集でしたので、装丁資料としてのお買い求め以外の用途として、モダンデザイン以降のデザインを探るきっかけとしても是非。このへんの話もいずれどこかでできれば。


2011.05.06
(追記:2011.07.07)

唐突ですが、現在本業のほうのデザイン事務所、BALCOLONY.にてデザイナー/Webアシスタントデザイナーを募集しております。仕事はめっさ大変ですが、なかなかやりがいはあると思います。ご興味のある方は下記から。(2011/5/15 応募〆切) >>再度募集開始しました。応募締切は特に設けていませんが、採用決定者の方が出次第締切となります。募集再開にあたって今回はデザイナー職経験者の方優遇とさせていただいております。詳細は下記に〜。
http://www.balcolony.com/#/recruit

漫画やアニメやゲームのお仕事もありますが、いわゆる普通のお仕事(普通の企業さんのSPツールなど)もけっこうあります。今回は28歳の方までの募集ということで、次のステップとしての転職をお考えの方もよろしければ是非。

近況はですねー…あー、魔法少女まどか☆マギカのBD/DVD発売開始になりました!ロゴやらパッケージまわりのデザインやらせていただいております。幸運ながら昨年末に番組ロゴ作成する際に放映前のシナリオを読ませて頂きまして、これがプリントアウトしたらウン百枚あって「うわー…こりゃ読むの大変だ…」とか思いつつページをめくり始めたんですよ。がしかし、気付けば仕事とかヌキにして夢中で読みふけってました。ジェットコースターのようなめくるめく展開、それでいて読み終えた時に「これは確かに魔法少女物語だ!」と納得する物語のオチ、あんまり関わらせていただいている立場からこういうことを話すのもアレなんですが、ひとこと「あー、おもしろかった…」と。で、そんな読み終えたばかりの興奮さめやらぬ状態でつくったロゴ案…はボツになりましたが、またこのへんの話はいずれする機会が来ると思うのでその時にでも。


2011.01.01

あけましておめでとうございます。今年も良い年になりますよーに。

で最近の動向ですが、まずは昨年末の冬コミはお休みさせていただきました…夏コミん時に冬には新刊を…とか申しておったんですが、毎回の如くでアレですが本業で有り難いことにいっぱいいっぱいになってましてこりゃーイカンということで見送りました。これも毎回でなんですが楽しみにしていただいている方々にはホントすみません。

2010年はねー、うん、なんかホント色々ありました。嬉しいことに年を追うごとにあれこれお仕事させていただくことが増えてゆく一方、そうした仕事量の増加にどうやって対応するべきなのかとか、そういうことばっか考えてた気がします。求められてるものと、僕が提供できることとのバランスとか、30年後も量と質を維持できるのかとか、そんな感じのことをぐるぐると。

イラストレーターさんはじめ、作家さんが10年、20年単位で「幸せな仕事をしつつ食べていく」というのはすごーく難しいことだと思います。特に今のコンテンツの作られ方というのは、どうしても「どの作品も長いスパンで売っていく」という体裁をとりづらいので(これは誰のせい、というものでは無いと思います。今の社会の成り立ち的になるべくしてこうなっている、という類のものかと)、なかなか「イイ感じに創作稼業で人生を全うする」というのは非常に困難ですが、できることならこのへんのバランスがみんな上手くとれた未来になるといいなあと(無論ぼくは作家ではなく、デザイナーではありますが)。そのためにデザイナーができることって、なんでしょうね。よくよく考えたいところです。

2011年は自分の仕事バランスの調整をしつつ、(狭い範囲ではありますが)未来が明るくなるよーな、仕事以外の創作に力を入れたいな…と思っております。今年もどうぞ、宜しくお願い致します。

なんか真面目っぽいことを書いてしまったので、バランスとるためにダメなことも言っておこう。ちんこ。


2010.08.19

夏コミお疲れ様でした! ブースにお越し頂いた方々有り難うございました!! 今回はCD手焼きだったこともあって、少部数での頒布となりまして、早々に品切れとなりまして申し訳ないです。委託についてですが、今回は1書体というボリュームの少なさもあるのでダウンロード形式での委託を検討中です。委託が決まったらまた告知させていただきますので、もうしばしお待ちを…


2010.08.15

うおーなんとかコミケ間に合いました、いや間に合ってませんが新刊代打の欧文フォント、仕上がりました! 手焼きなのであんまり部数持ち込めずで申し訳ないです…。とりあえず下の写真みたいなブツを持ってこれから会場向かいたいと思います。みなさま、よいコミケ最終日を! 体調にはくれぐれもお気を付けて。





2010.08.07



…えー、率直に申しますと、その、えー、
4号お待ち頂いていた方、ごめんなさい…

新刊は以前この場でちょろっと書いていた、仕事用につくった「萌え系のデザイン案件とかに相性良さそうな欧文フォント(名前はこれから考えます)」を持参する予定です。といいつつも、フォントの形自体はできているんですが、現在使用中のMac OSX上でフォントデータを作成するのは初めてなので失敗しちゃったらどうしたもんか…と少し怖々。CDは手焼きになるかと思います故、少部数での持ち込みになりそうです。既刊はオタデザ2号がまだ余っているので、こちらも少し持参したいと思います。時間が余って仕方ねえなんて方はふらっと覗いてやってくださいませ。えー、改めて重ねまして、ごめんなさい…!!



フォントはこんな感じです。(あ、数字もありますよ)以前MOSAIC.WAVさんと鶴田加茂さんの初音ミクCD「Heartsnative」のパッケージに使ったり、そのほかかわいい系の雰囲気のものに仕立てたいお仕事のほうでちょろちょろ部分的に使ってたりします。二次元美少女との相性は我ながら悪くないんじゃないかと思います。

※こんな感じで使ってます…(フォントの使用例)




以下、夏コミに出るものでお手伝いしたもの等の宣伝をすこし。



■「特例措置団体ステラ女学院中等科C3部」夏コミ特装版

8/13・14・15 企業ブース 西 No.335 エンターブレイン

Webコミックがあれやこれやたくさん読めるサイト「ファミ通コミッククリア」さんで驚きの日刊連載中の「特例措置団体ステラ女学院中等科C3部(しーきゅーぶ)」の夏コミ用特装版。国道12号さんによる各キャラ描きおろしカラーグラビア、ゲストイラスト、コラム、設定資料、よりぬき4コマ、コミッククリアのほうで掲載されたバトル編漫画などが詰まった297×297mmの特大サイズ本です。でもヒロインはちっさいです(中学生)。オタデザではデザインのほうお手伝いさせていただきました。女子×サバゲーという男の子に優しい企画ってことでサバゲ入門冊子としてもどうぞ〜。(フルカラー/52ページ/1,000円)

[ゲストイラスト(敬称略)]
まごまご宇木敦哉mebaeTNSKsaitomぜろきちCHAN×CO / 谷口宏美

[ゲストテキスト(敬称略)]
たまごまご

[関連リンク(敬称略)]
特例措置団体ステラ女学院中等科C3部
国道12号


と、あとは今年関わらせて頂いたお仕事などなど、写真が撮れてませんがworksのほうに地味に追加しております。覗いてやっていただけますと管理人が喜びますのでお暇な方は是非。




2010.01.08

あけましておめでとーございます! というわけでいよいよ21世紀も10年経ってしまいました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕は今年こそは新刊出したいですねっつうわけで軽い予告画像と、それと「既刊同人誌の再販ないんですかー?」というありがたい声を度々頂いておりましたので、この度とらのあなさん・COMIC ZINさんにて在庫のある既刊同人誌を再版させていただくことになりました。「オタクとデザイン別冊」シリーズはかなり薄い本で恐縮ですが、「欲しいぜ!」という方はぜひどうぞ。

オタクとデザイン4号は夏コミに出せるようにがんばります…。オタデザ3号が、「オタク分野に於けるデザインのこれまで」を書いたものでしたので、4号は「オタク分野に於けるデザインのこれから」を探る内容にしてみたいと考えております。オタク文化もここ10年ですっかり「オタクだけのもの」から「みんなのもの」へと変わりつつあり、オタクを取り巻くデザインも、どんどん自由な芸風を取り入れつつあります。今回は、そんなオタク分野周辺のデザインの先端を開拓する人たちに迫れれば…という予定。詳しい内容は、また制作が進んできたところでお知らせできればと思います。

と、そんなところで本年も皆様どうぞよろしくお願いいたします!

※こっそりオタデザ3号の反省会をアップしました。



2009.12.23





気づけば年の瀬なんですねえ。今年関わらせていただいたお仕事のデータを整理していたら、思っていた以上に今年は色んなことをやっていたのだなーと思った次第。そんなわけで最近のお仕事の一部をまとめてWORKSのほうにアップしましたので、おヒマな方は覗いてやってくださいませ。

えー、さて今年の冬コミなんですが、今回もお休みです…。いや実は申込書を購入したまま申込の締切を忘れていたという、ベタすぎる不参加理由でして、ちょっと落ち込むような、でも何故か「ああ今年は年末に泣きそうにならなくて済むのか…」という後ろ向きな安心感もあり。楽しみにして頂いていた方には申し訳ないのですが…(汗)、次の刊行物のネタはなんとなくまとまりつつあるので、気長な目で見て頂けますと助かります。次?んんー、たぶんオタク分野だけではないデザイン史の話なんかを、オタデザ3号とは違って、できるだけ分かりやすい&敷居の低い感じでまとめたいなーとか。

ってまた何かカタそうな本になりそうなコト言ってますけども、デザインを仕事で続けている内に、つくづくデザインというのはなんといいますかその、役に立ってるんだか立ってないんだか、体に良さそうに見えて実はそうでもないとか、でも無いとそれはそれで困るとか、あれこれ思うところがありまして、で、やっぱりデザインに限らず何かしらの表現ってのは社会の事情と切り離せないもんだなあ、なんてことも感じまして、なんかモヤモヤするのでいっちょまたデザインの生まれた経緯とかを、敷居の低い感じでまとめてみることにトライしようか…とか思いまして。それと、ある本を読んだ影響も多少あるんですが、その本のタイトルが「眠れなくなる宇宙のはなし」っていうね…いやーいいタイトルですよね! 「眠れなくなる」っていうのがあまりにもキャッチー! で、その後に「宇宙のはなし」ですからね。誰だって宇宙の神秘に心を馳せて、眠れなくなった体験とかあると思うんですけど、なんですかこの科学少年の心を必要以上に掴んでくるタイトルは。とか思いきり科学大キライな僕が叫んでしまうくらイイですね。次の同人誌のタイトルでパクろうかなあ。「眠れなくなるデザインの話」とか…うーん、聞いただけで読んでみたい。うん、明らかに本の内容がタイトル負けするのでやめときますけど。



2009.09.24

qpixel
突然なんですが、オタク界隈のデザイナーの先輩方と「qpixel」という名前の集まりをつくってみました。「きゅーぴくせる」と読みます。

オタク界隈でデザインをやっているデザイナーは割と個人で活動されていらっしゃる方が多く、デザイナー同士で交流するような機会もあんまりなかったりするんですが、「じゃ、いっしょに飲めばいいじゃん」。そんな誰かの一言がきっかけで、なんとなくオタクなデザイナー同士で集まって、ダラダラ飲むようになりはじめたのが昨年の秋の事。

そんな中で、おっさん(失礼!)同士でなんかやりましょうか、という話が持ち上がりまして、宮村さんと、木緒さんと、音人さんと相談しつつ、なんとなくゆるーいデザイナ組合的なものをつくってみることにしました。

活動内容は僕らにも謎ですが(ええー)、各々が仕事をしていくうちに貯まっていく、デザインのかけらのようなモノを集めて、定期的にみなさまの目に触れていただけるような形にしていけたらイイナ! なんて考えています。オタク界隈でも、なんとなくデザインが取り上げられる機会も増えてきたので、僕らも焼き畑農業的にデザインという言葉を消費しちゃわないように、ゆーっくり長続きするような活動にしたいなと。

そんなわけで、qpixelの活動開始はまだまだこれからですが、ひとまずお知らせでした。



2009.08.11

夏コミのこと

えー、今年の夏コミですが、本業がバタバタしているため今回はお休みさせていただいております。次回参加は今年の冬コミを予定しております。楽しみにしていただいていた方がいらっしゃったら、ごめんなさい!

というわけで、サークル参加はしないのですが、夏コミでいくつかお手伝いさせていただいたモノの告知を…


アニプレックスさん
「センコロール・スタートブック」
8/14(金)・15(土)・16(日)
西地区4階 企業ブース341

デザイン、お手伝いさせていただきましたー

センコロール

センコロール

[参加ゲストさん]
mebaeさん
msさん
Tivさん
TNSKさん
国道12号さん
ゴローさん
拓さん

オタデザ2号でも取材させていただいた、宇木敦也さんが監督の劇場アニメ「センコロール」(8/22より劇場公開!おめでとうございます〜)の、公開前の公式ガイド冊子のようなモノ…?です。センコロールのちょっとした紹介&ステキ絵師さんたちによる、センコロール絵を収録した16ページ冊子です。

こちらの冊子、じつは「センコロール」の劇場公開時に販売されるパンフレットと、ちょっとした兄弟のようなつくりになってまして、2冊並べるとなんか嬉しい感じになる仕様になっております。宇木さんファンの方は是非ご自身の目でお確かめを!


Delights Musicさん
「Linkup originalside House Vol.2」
デザイン、お手伝いさせていただきましたー

linkup

[収録曲]
Tomohiko Togashi - Everything Around Me
Nhato - So we were there
Shingo NAKAMURA - Fade Out
satuki ga tenkomori - my room 204
Junk - Native Colors

こちらは委託頒布とのことで、委託先は
8/15(土)東地区"ク"-42b AlliumProjectさん
とのことだそうです。


それともうひとつ。10月発売のMOSAIC.WAVさんと鶴田加茂さんと初音ミクのコラボCD、「Heartsnative」のコミケ用ポスターと配布チラシのほうもちょいっとお手伝いさせていただきました。チラシはポニーキャニオンさんのブースのほうで配っていらっしゃるのかな? ポスターのほうは国際展示場駅の数カ所に貼られているかと思いますので、見かけた方はかんざきさんの超かわいいミク絵をニヤニヤしながら眺めるといいと思います。あー、ミクかわいいよミク。

あと今月発売のアイデア(No.336 ) に掲載の、オタク界隈に於けるデザインについての座談会に、ちょこっと出席させていただきました。ドキドキしますね。



2009.07.01

アシスタントデザイナー募集、
締切させていただきました。


たくさんのご応募、ありがとうございました!昨日(6/30)消印有効付けで、一旦募集を締め切らせて頂きます。現在書類選考をさせて頂いているのですが、すみません、ちょっと仕事がえらくバタバタになっておりまして、少しお返事にお時間頂くことになりそうです(ごめんなさい)。ご応募いただいた方で、まだお返事をお出しできていない方には、7/10までの間にお返事させていただきますので、恐縮ですがどうぞ宜しくお願い致します。


2009.05.02

珍しく連日(でもないけど)更新。なんか本業ばっかりやってて「オタクとデザイン」のほうをほったらかしにしてるので、いかんなあと感じておりまして。仕事の合間になんかちまちまつくって、自分の興味と感性の引き出しを広げていきたいなと思う今日このごろなわけです。というわけで、しばらくはなんか実験的につくったり、昔つくったモノの残骸なんかを、(自分に対して半強制的に;)ここにアップしていくことを定期的に続けたいなあと。今年の夏〜冬にかけてちょっと変なことをデザイナーの先輩方とあーだこーだと画策していたりもするので、そのための体力づくりも兼ねていきたいなあという思惑もあったりするのですが。

というわけで、つくりかけのような、そうでないようなモノをひとつ…。



1年と少しくらい前に、とあるお仕事でつくりはじめて、結局使わなかったつくりかけのフォント。このフォントをつくろうとする以前から、萌え系のお仕事に使える、丸っこくてかわいらしいフォントが欲しいなあ、欲しいなあと思って探し回っていたんですが、自分の頭の中のイメージに一致する既成フォントがなかなか見つからなかったので、仕事を頂いたのを機に自作してしまおうか、と思って作り始めたものです。

結局この書体を使った案ではない方のデザイン案が採用になったので、フォントは完成には至らなかったのですが、「萌え系にしっくりくる英字書体」という部分を意識しつつ作成したものだったので、自分としても完成させてガシガシ使いたいなあということで、その後ゆっくりちまちまと作字を続けていたりします。(時々、この書体が使えそうな仕事があると、データをひっぱりだして適宜必要な分だけ作り足して、使ったり。)大文字は仕上がったので、あとは小文字と数字や記号類なのですが、なかなか完成には至らず…。今年中には日の目を見させてやりたいもんです。

たぶん本当は、書体づくりにはきちんとした知識や勉強が必要なんだろうなと思うのですが(僕はぶっちゃけあまり書体には詳しくありません;)、時々思い出したように積んである「欧文書体」なんかの本を読んでみたりしますが、なかなか身につかないもんですね。とまあ、嘆いてもしかたないので、とりあえず手を動かそうかと思います。



2009.04.30

今年ももう3分の1が終わったわけですが、皆様いかがお過ごしですか。僕はと言うと仕事したり、セブンスドラゴンで遊んだり、仕事したり、オタク界隈のデザイナー同士で飲んだり、仕事したり、友人の結婚式に出かけたり、仕事したり、締切を守れていなかったり、もう社会人として俺どーなんだ、色々マズいだろうと凹んだりしていました。いやあ、人が働くって本当にすごい。

友人の結婚式に出席するにあたって真新しい新幹線に乗って神戸まで行ったのですが、車内に出来たばかりのピカピカのガラス張りの喫煙ルームで煙を吐きながら、こーいう設備とか、機械とかつくる人は本当にすごいなあ、そりゃ給料ちゃんと出るよなあ、とか考えたりしてました。あと駅弁くいながらウマいなあ、料理をつくる人も本当にすごい。そりゃお金払いたくなるよなあ、なんてことも考えたりしてました。

僕は未だに自分の商売…デザインというものが、何故賃金の発生する商売となっているのかが、感覚的にしっくりと理解できなかったりします。いや、需要があって供給があれば、どんなものでも商売になり得るのも分かるし、デザイン業界自体が大量生産/消費社会の発達に不可欠のものとして、現在の形態に育ったのも(なんとなく)分かります。そのほかにも、色々とデザインにお金が支払われる理由は浮かぶのですが、でも、やっぱりデザインというもののどこに「お客さんがお金を払うほどの価値を見いだしているのか」を、感覚的&直感的に、スパーンと理解できずにいたりします。

大学を出て就職したての頃、そこそこ人数のいる会社で働いていた時は、そこは特に疑問に感じたことはありませんでした。会社から自分のところに持ち込まれた仕事を、自分の持つスキルで対処する、そのことの対価が給料だと思っていました。でも、果たして給料分の値段に相応しいデザインを、僕らはお客さんに提供できているのでしょうか。

デザインの料金は、決して安いものではありません(いや、デザイナーの労働時間から見れば「安い」と感じられるケースも多々あるかとは思いますが)。そうしたデザイン料を、普段の生活感覚で、自分の財布から出すとなった場合、自分の提供するデザインには請求額相応の価値を感じられるのかどうか。謎です。

会社の中で、ビジネスとして、お金を書面でやりとりすることに慣れていくうちに、お客さんの気持ち、「デザイナーの提供する、何に対して大事なお金を渡してくれているのか」「どういう考えでわざわざデザイナーに仕事を頼んだのか」ということを考えるのを、ついつい忘れがちになってしまったりします。

教科書通りの「デザイン/デザイナーの価値/役割」の解答はあるけれど、その解答は本当に自分にとって(あなたにとって)リアルで、実感の伴うものでしょうか。僕は、なんか違うような気がせんでもないです。

もちろん、「デザインと報酬の関係」にはっきりとした解答が必要かと言われると、そうでもなかったりするかもしれんです。不明瞭だからこそ、色々とバランスがよくなることもあるし(もちろん悪くなる可能性もありますが)、逆に商品開発やら広告表現やらの全てを機械的に数値化しようとすると大抵、面白くないものになったりすることもあるでしょうし。そもそもデザインというもの自体が、産業と芸術という相容れないはずのモノ同士の間の子みたいなものですから、「なんかわからんが、価値はありそうだぜ…ゴクリ」くらいのものの方が、本来の姿なのかもしれません。

珍しく長文になりましたが、オチはありません。(ええー

あ、あと告知わすれてました。
告知書こうとして、挨拶書き始めたら妙な流れになった…

5/5(日)開催のM3にて、Delights music様からリリースされるアルバムCD『Linkup originalside Techno vol.1』のジャケデザインやらせていただきました。案の定、関係者の方々にご迷惑をおかけしました。ごめんなさい…ちゃんとした大人になります…。
制作中に音源聴いてびびりました。何コレ普通にかっこいいよ!(ってなんか失礼な書き方だな…いや正直にそう感じたのです)
メロディアスなテクノ好きな方も、ミニマルテクノとか好きな方でも聴けそうな間口の広さ。程よいバランス感とでも言いますか、ともかく脳みそが気持ちいいです。というわけでこんなジャケを会場で見かけた方は是非。



Delights music様はこちら。



あと最近のいろいろのせときますね。
東方ソフビのサンプル頂いたりとか…
(パケやらせていただきました)



あと「あっちこっち」がめでたくドラマCD化となりました。声優さんが豪華です。いやはや、つみきさんの「ふかぁ!」を音声で聞ける日が来るとは。原作ファンの方はマストアイテムかと。(ジャケデザインやらせていただきました)



作家さんと編集者さんの血と涙の結晶、それが単行本。
やはりこうしたモノは、制作者さんたちの熱量が高くて、お手伝いさせていただく身としても毎回嬉しかったり、そのぶん悩んだりしますw。
「マジキュー4コマ リトルバスターズ!エクスタシー」2巻
「はなまるべんと!」2巻
「超級龍虎娘」1巻




…と、ほかにもなんか色々やっておりました。とりあえず告知はこんなところで…。


◎オタクとデザイン第3号での事実誤認のご報告。

昨年末に頒布開始致しました「オタクとデザイン第3号」なんですが、特集記事中に事実と異なる表記がありました。特集記事中の「ハイエンド系」に触れるくだりにて、「ハイエンド系」という言葉の命名者はライター/編集者の加野瀬未友さんであるという内容の記述がありますが、これは間違いでした(命名者は謎ですが、ライターの更科修一郎さんが当時この「ハイエンド系」という言葉を各所で使ったことで、この言葉が定着していったのではないかとのこと)。加野瀬さま&読者の皆様にお詫び申し上げます。


2008.12.31

冬コミ皆様お疲れさまでした!
おかげさまで会場持ち込んだ分は完売となりました。ありがとうございました〜!
会場頒布分は無くなりましたが、とらのあなさんのほうで近々に委託販売のほうをお願いする予定です。あと会場でよくご質問頂いた「既刊はないの?」の件なのですが、「オタクとデザイン第1号」以外は在庫がございますんで、次のコミケでは持って行きたいと思います。あとお世話になった方や色んな方に新刊お渡しできていないので、年始に徐々にお送りさせて頂きたいと思います。そちら方面の皆様、今しばらくどうかお待ちを!
さすがに昨日は帰宅してから爆睡し、先程目が覚めました。今からストップさせていた仕事に戻ります…(涙)。

※「オタデザ3号」、誤字がちらほらありますね…いや印刷してから気づくなよっていう話ですが。ちょっと後で誤字部分についてこちらにアップしたいと思います…ごめんなさい!


2008.12.28

冬コミ新刊「オタクとデザイン第3号」、詳細ページをアップしました。上の画像クリックでどうぞ〜。

いやー、しかし今回はホントにヤバかったっす。本気で落ちるかと思いましたよ、いやはや…。

えーと、あと冬コミ関係でお手伝いさせて頂いたものをちょっとご紹介。サークル「C2機関」さんの新刊「僕は明日のパンを買いに行く」の誌面デザインをお手伝いさせていただきましたー。表紙はこんな感じ。



えーと、色んな絵師さんのキャラが色んなパン屋さんとコラボってるという本になってまして、パン屋さんガイドとしても使えてしまう、一粒で二度おいしい本なのです。ウチのスペースでも委託で置いてあるかも。パン好きな方はぜひぜひ!

えーと、あと今月28日発売の「まんがタイムきららキャラット」から表紙のデザインをいじらせて頂いております。ひゃー。表紙といえば、きゆづきさとこ先生の「GA」がアニメ化とのことだそうで、めでたいですな。はやく動いてるところが見たいもんです。


2008.12.26

冬コミのお知らせ、やっとできそうです。
「オタクとデザイン 第3号」、出ます!
内容はB5版60ページ、6割くらいが「オタク」と「デザイン」の近代史的な話になっております。あと3割がD式Graphicsさんのインタビューで、残り1割がオマケ企画です。
詳しい情報は後ほどアップしますね。
つか毎度ギリギリで申し訳ない…


2008.12.12

新刊ですか?…いまこんなかんじです。
全行程の1/2…くらいまでなんとか。
特集部分はだいたい文字原稿が書き上がったかんじ。
今回はかなり評論寄りなガチ仕様ぽいです。
全部で…うーん、たぶん60Pくらいになるとおもいます。
まだまだ予断を許さない感じですががんばりますよー…

ねみいよちくしょう!





2008.12.07

気づいたらオタク界隈の書体研究屋さんことゆず屋さんに冬コミ新刊の心配をされていたという体たらくに陥っておりますオタクとデザインですこんにちは。えー、冬コミが近づくにつれて何故かアクセス数が日に日に増えてきておりまして(そりゃそうか)やべーやべーとのたうち回っている状態ですが、もういい加減印刷所の入稿も終盤に近づきつつある現在、いまだ絶賛原稿執筆中でございます(えええー)。

冬コミの新刊予定はもういい加減出せよ!とお叱りを受けている「オタクとデザイン第3号」でして、今回のテーマはこれまた1号発行当時から延々と先延ばしておりました「とらのあな」のデザインについてなのですが、これが原稿をつくればつくるほど予想外の方向へとねじまがり、現在「とらのあなの生誕から15年にわたるデザインの変遷と、デジタル技術がもとらしたデザイン業界の90年代の変遷を絡めながら、オタク界隈の15年間の変遷を眺める」という自分で書いてて「何言ってんだこの人」という複雑怪奇なモノへと変貌を遂げておりまして、ぶっちゃけまとめきれねえ!というパニック状態になっております。

この90年代中後期というのが非常にクセモノでして、ひとつの事象について語ろうとするとその事象を説明するためにその5倍くらいの量の関連する事象について触れなくてはならず、その関連事象について語るとなるとさらにその5倍…(以降ループ)な感じになっておりまして、誰かなんとかしてくれ、という感じであります。で、苦労して書いた割には「単なる歴史の統括」になってしまうという有様。いやそのですね、とらのあなの現行ロゴの誕生や出版物のデザインの変化について語るとなると、その時代背景つまり90年代中後期について触れることが必要不可欠でして、その結果既にオタク界隈では亡霊になっている(と思っていた)はずの「村上隆」「エヴァンゲリオンブーム」「ピュアガール」「ハイエンド系」「design plex」なる単語&事象群に触れざるを得なくなり、んで私自身その頃高校生くらいだったわけですが、あの頃「オタク論が盛り上がりまくった結果、いい加減みんな疲弊しきってもうやめた!」なテーマについてアレコレ再評価を試みる、なんていう「凶暴な眠れるライオンのオリに真っ裸で飛び込む」的な試みに片足突っ込みつつある状態でございます。あ、いやでもコレ完成したら結構読み応えのあるモノになると思いますよいやホント。90年代中後期のオタクとデザインの密接な関係性と、なぜ密接になったかを解き明かすピースとなる予定です。そして90年代中後期に盛り上がった「テクノ/サブカル系デザイン」がどのように発生して、そして衰退し、今の状況に至るのかがここに…うわデカいこと言い過ぎたいかんいかん。いや形になんとかしてみますが。(90年代中後期のオタク界隈の現象についてはホントもうみなさんゲップが出てる状態かと思いますが、できるだけ「デザイン」面からまとめた記事を予定しております)んがしかし、正直冬コミに間に合わせる自信がなくなりつつあるので、気長な気持ちでお待ち頂けると大変有り難いです。12月中〜下旬に「オタデザ3号」を出せるかどうかが決まるので、とりあえずそれまでは引き続き製作を目一杯進めたいと思います。最悪、「お試し版」として冬コミでリリースする形も考えられますが、そうなった場合は…皆様本当にすみません! と、こんなこと書いてる間に原稿進めろって話ですのでこのへんで。ではまた!

 

同人誌

オタクとデザイン2

オタクとデザイン 第3号
2008年冬コミ発行


オタクとデザイン2


オタクとデザイン 第2号
2007年夏コミ発行

オタクとデザイン2

オタクとデザイン 第1号
2006年冬コミ発行


オタクとデザイン2

オタクとデザイン 別冊2
東京A

2008年夏コミ発行


BROKEN DOWN AKIBA

オタクとデザイン別冊1
BROKEN DOWN AKIBA

2007年冬コミ発行


おしごと